六甲山は兵庫県神戸市街地の西から北に広がる山で、瀬戸内海国立公園の区域に指定されています。
また新日本百名山、日本三百名山、ふるさと兵庫50山の一つでもある美しい山です。
山の北側には日本三古湯として有名な有馬温泉があり、また山の最高峰の西側は平坦でホテルや保養施設、レジャー施設などがあり、観光スポットにもなっています。
そんな六甲山は見どころが多く、道も整備されているため初心者でも登山しやすい山です。
今回は冬に六甲山を登山するための初心者コースや、冬の六甲山の魅力をご紹介します。
冬の登山におすすめな六甲山の初心者コースとは？
冬の登山は初心者にとってはハードルが高いイメージですが、六甲山には初心者が冬でも登山できるおすすめのコースがあります。
＜芦屋川駅～六甲山～有馬温泉コース＞
距離は約11.4キロ、所要時間は約5時間20分のコースです。
芦屋川駅から住宅街を抜けて高座の滝まで行くと登山道となり、登り出しからロックガーデンと呼ばれる岩場を登っていきます。
登山距離も比較的長いため気軽なハイキングとはいきませんが、しっかりと日帰り登山を満喫したい方に向いています。
下山後は、疲れた体を有馬温泉で癒しましょう。
＜有馬温泉～六甲山コース＞
距離約4.1キロ、所要時間約2時間15分の、有馬温泉側から六甲山の頂上を目指す魚屋道ルートといわれるコースです。
3キロの距離でおよそ500メートルの急勾配を登るコースなので、体力のある方に向いています。
道幅も広く、わかりやすいコースとなっています。
そのほかにも岡本駅から有馬温泉に抜けるコース（距離約11.5キロ、所要時間約5時間25分）も初心者におすすめで、比較的平坦な道が多くハイキング気分で登山したい方に向いています。
冬の六甲山登山で見るべし！裏六甲アイスガーデンの氷瀑とは？
冬の六甲山には「裏六甲アイスガーデン」というおすすめの絶景スポットがあります。
六甲山の北側に位置する紅葉谷、白石谷一帯は、冬には樹氷や霧氷を見ることができる「裏六甲アイスガーデン」と呼ばれるエリアです。
毎年1月末から2月上旬の「裏六甲アイスガーデン」は、その厳しい寒さから滝自体が凍りつく「氷瀑」を見られることで有名です。
氷瀑を見られる滝は七曲滝や百間滝、似位滝などがあり、冬にしか見ることのできないこの景色はまさに圧巻といえます。
まとめ
冬でも登山可能な六甲山の初心者コースと絶景スポットをご紹介しました。
冬でも登山可能とはいえ、防寒や安全対策などの準備をしっかりとしたうえで登山を楽しみましょう。
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