毎日の生活拠点となる住まいに関しては、ずっと賃貸で暮らしていくのか、それとも家を購入するのかといった問題に直面する機会があると思います。
一生涯賃貸で暮らした場合、今現在、そして老後はどんな感じになるのでしょうか。
今回は一生賃貸で住み続けた場合に焦点を当てて、現役時代である今と老後にどんなメリットやデメリットがあるのかご紹介したいと思います。
一生賃貸で住み続ける場合、今と老後におけるメリットは？
一生住宅を購入せず賃貸で住み続けた場合、今時点でのメリットと、老後においてメリットがあります。
今現在のメリットとは
住宅ローンを組まないので気が楽である
住宅を購入すると基本的には長い住宅ローンを組みますが、賃貸であれば背負うものがなく気分的に楽な点はメリットと言えます。
まとまった金銭的負担の必要がない
住宅購入のための頭金などや、災害等による修繕費といったまとまったお金を負担する必要がありません。
気軽に引っ越しできる融通性がある
転勤や家族構成、家計といった生活の変化や、場合によってはトラブル時などに気軽に引っ越すことができるのは、賃貸の大きなメリットのひとつです。
老後のメリットとは
相続対策を考えなくてよい
不動産に関しては相続をどうするか、また相続税に関する対策などを考えなくても良い点はメリットと言えます。
老後の生活に合わせた転居が容易である
施設等に入居する場合や、バリアフリーの住宅に転居したい場合なども、比較的気軽に行えます。
一生賃貸で住み続ける場合、今と老後におけるデメリットは？
一生賃貸で住み続けた場合には、現時点でも老後においてやはりデメリットもあります。
今現在のデメリットとは
老後の住まいに関する不安
ローンが無く気楽な分、場合によっては退去を求められる可能性もあるので安定感が少なく、老後の住まいに対して不安を感じる点はデメリットと言えます。
家賃高騰の可能性
物価の上昇など様々な要因から、家賃が値上がりする可能性もあります。
老後のデメリットとは
家賃面での不安を抱える
現役を退いてからも同じように家賃がかかり、長生きすればするほど居住費がかさんでいくといった不安がある点はデメリットと言えます。
老化に合わせた改装が自由にできない
バリアフリーにしたり手すりを取り付けるといった改装が、自由にできない場合が多くなってしまいます。
転居の場合、入居が難しい場合がある
年金収入になってからの場合、新たに引っ越したくても入居できないケースがあることもデメリットです。
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まとめ
一生賃貸に住み続けた場合、様々なメリットやデメリットがありますね。
それらのメリット・デメリットを踏まえて、家族や個人のライフスタイルや状況に合わせて賃貸か購入かを選択し、それに応じて備えをすればそれぞれに合った快適な生活が送れるでしょう。
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