賃貸物件に住んでいると、何気ない日常の中でつけてしまう傷も気になるもの。
普段はとくに気にも留めていなかったけれど、ふとした時に、壁面に隙間があることに気がついたという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
壁と天井や壁と床面などの壁紙に隙間ができてしまう原因やその対処法について、ご案内していきます。
賃貸物件の壁面や壁紙に隙間ができてしまう原因とは？
汚れや傷の程度によっては、退去時に原状回復費用が取られてしまうことのある賃貸物件。
1人暮らしでも家族暮らしでも、賃貸物件に住んでいる間は、できるだけ部屋に傷をつけたり汚さないように綺麗に使おうと気を遣うものですよね。
普段から意識して暮らしている方の中でも意外と多いのが、ふと、床や天井と壁面の境目や壁紙に境目に隙間があることに気がついたという問題。
これまでに、身に覚えのある方も多いかと思います。
「壁面に隙間」というと「欠陥住宅」という言葉が頭をよぎるかもしれませんが、実はこの「壁面や壁紙の隙間」に関する問題は、新築物件などの真新しい賃貸物件でもよく起こるものなんです。
そもそも、壁面に隙間ができてしまう原因となるのは、住宅の構造部分に使われている木の収縮。
季節による湿度の変化などにより木材が乾燥し、収縮することで起こります。
また、それなりに築年数の経っている賃貸物件などは、大きな地震などが壁紙の隙間の原因となる可能性があります。
賃貸物件の壁紙に隙間ができてしまった時の正しい対処法を知ろう！
一般的には、住宅に使われた木材が安定するまでには、1～2年ほどの月日がかかるとも言われていますので過度な心配はいりませんが、壁面や壁紙に隙間ができてしまった時はなんとなく不安になりますよね。
まず、対処法を決めるポイントとなるのは、隙間の大きさ。
隙間の大きさが1～2ミリ程度の場合はそのまま放置しておいても問題はありませんが、日に日に隙間が大きくなっていると感じる場合や、隙間があまりにも大きい、隙間がある箇所が多いという場合は、早めに不動産会社に相談するのがおすすめです。
程度によっては、不動産会社にそのまま放置することをおすすめされるかもしれませんが、必要に応じて、専門知識を持つ業者に補修してもらえることもあります。
もし、新築マイホームの壁面に隙間ができた場合は、ハウスメーカーや施工会社に相談してみましょう。
また、ホームセンターなどで購入ができるコーキング剤やクロス目地調整剤などを使って、DIYで補修してみてもよいかもしれません。
まとめ
壁紙の隙間って、一度気がついてしまうとどうしても気になってしまいますよね。
賃貸物件の場合は、木材の収縮に原因があることがほとんどかと思いますが、壁紙の隙間だけではなく壁の内部の様子がおかしいのではと感じる場合は、自分で対処法を見つけようとするのではなく、しっかりとした専門知識を持つプロの力を借りるように心がけておくと安心です。
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