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賃貸マンションで音楽を楽しむための防音対策!スピーカー設置のポイントとは!?

賃貸マンションで音楽を楽しむための防音対策!スピーカー設置のポイントとは!?

賃貸マンションや賃貸アパートと言った集合住宅では「音」に関する近所トラブルが後を絶ちません。
音楽は生活を彩る大切な癒しでもありますが、他人にとってみれば単なる騒音と認識されてしまう場合もあります。
生活を楽しむための音楽を近所トラブルへと発展させないために、防音対策も考えておきましょう。
集合住宅で迷惑にならないスピーカー音量や設置場所の工夫など、防音対策についてご紹介します。

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集合住宅におけるスピーカー音量の目安とは?!

防音設備の整った賃貸アパートやマンションは少ないものです。
物件によっては賃貸契約書の中で、ピアノなどの楽器類の使用を禁止している物件もあります。
楽器では無いにしろ、テレビやステレオといったものの音量も気に掛けた方がいいでしょう。
では、実際のところ音量はどのくらいであれば、近隣の迷惑にならず楽しむことができるのでしょうか?
環境庁が公表している「騒音に係る環境基準」をひとつの目安としてご紹介します。

『騒音に係る環境基準』
●(専ら住居の用に供される地域または主として住居の用に供される地域)
●昼間:午前6時~午後10時 55デシベル以下
●夜間:午後10時~午前6時 45デシベル以下


このような数値を見てもピンと来ないと思いますが、55デシベル前後は「役所の窓口周辺」と同レベルであり、45デシベルは「昼間の霊園」と同じ騒音レベルになります。
ちなみに公共の場で静かにしなくてはいけない代名詞である「図書館館内」は平均40デシベル、目覚まし時計が約64~75デシベルと位置づけられています。
以上のことから、おおよその「静かにしなければいけないレベルの音」のイメージを認識していただけたのではないでしょうか。

小さい音でも楽しめるスピーカーの設置方法とは?

上記でご紹介した『騒音に係る環境基準』では、ステレオ音の大きさは約70~86デシベル、テレビは約57~72デシベルと記されています。
仕事を終え、自宅に帰ってからゆっくり音楽やテレビを楽しみたいという方も多いことでしょう。
「でも夜間に隣近所に迷惑を掛けては…」と思い躊躇してしまう方に、こんなスピーカーの設置方法をご提案します。
以下の方法で設置することで、反響音などを抑えながらも音源を損なわずに楽しむことができます。

●1.スピーカーを壁から離す
●2.しっかりと固定された台にスピーカーを置く
●3.自分が座った時の顔の高さとスピーカー位置を合わせる
●4.左右のスピーカーと自分の位置を正三角形で結ぶような配置にする
●5.スピーカーと台の間に「インシュレーター」を挟む


スピーカーは壁から30cm以上離しておくことで、音が反射音でぼやけることが無くクリアな音源に近い状態で聞くことができます。
また、スピーカーを不安定な台に置くと音がぶれてしまうため、しっかりと固定された台に設置するようにします。
さらに振動の影響を抑えるために「インシュレーター」という、金属製の絶縁体をスピーカーと台の間に挟むのも音をクリアに聞く方法です。
そして、よりハッキリとしたスピーカー音を受け取るために、スピーカーの位置を顔と同じ高さもしくは5cmほど低い位置、なおかつ左右のスピーカーをつないだ三角形の頂点で聞くようにすると良いでしょう。

まとめ

集合住宅で騒音トラブルを起こさないように、スピーカーを楽しむ方法についてご紹介しました。
音は見えないだけに、人によって捉え方も様々です。
自分では問題無いと思っても、周りにとっては迷惑行為である場合も十分に考慮し、配慮したいものです。
真の音楽好きであれば、周りに迷惑を掛けることなく、自分にとっても心地よい音楽ライフを過ごすための工夫を考えることでしょう。
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