賃貸物件を申込む際の「入居審査」って?どんなところをみられるのかを徹底チェック!
賃貸物件を借りる際に、「入居審査」を通過しないと契約ができないということをご存知でしょうか?
誰もが自分の住みたい物件に入居できるわけではないのです。
良いと思う物件が決まったら入居申込書を記入またはWEB入力をして自分や保証人の情報を申告し、保証会社や家主はその内容を見て契約できるかどうかを判断します。
そこで、スムーズに入居するためには入居審査で何を見られるのか知っておくと安心ですよね。
今回は賃貸物件での入居審査におけるポイントを確認していきましょう。
賃貸物件の入居審査は何を見られる?
何を知るための審査?
【申込編】
賃貸物件の入居審査に必要な書類は申し込んだ物件によって異なりますが、
ほとんどの物件で申込時に必要なものは
・免許証またはその他の身分証(マイナンバーカードなど)
です。
住所の書き換えを行っていない場合、指摘が入ったり変更していない理由を聞かれることがありますが、それが原因で審査落ちということはほとんどありません。
物件申込の際にこの身分証がないと、審査にかけることができません。身分証の提示が数日遅れると部屋止めを解除されて申込自体を取り消されますので、できるだけ申込時または1~3日以内には提示する必要があります。
また、現在の住所と申込物件の所在地がかなり離れている場合は転居理由、また勤務先住所と申込物件が通常には通勤できない距離である場合などは指摘や質問がきます。
保証会社や家主は反社会的勢力等排除の観点から、まずは申込内容や転居理由に不自然な点がないか矛盾がないかを確認します。
そのあと本人や保証人の年齢、勤務先の規模や勤続年数、年収をチェックしていきます。
勤務先や年収をチェックする目的はもちろん、申し込んだ物件の家賃を支払っていくのに十分な稼ぎがあるかを見るためです。
だいたい税込月収の3割以内の家賃共益費であれば「支払い能力有り」としてOKが出る目安のラインになります。
月収20万なら家賃6万円程度です。
また、本人の収入が不足していても保証人の内容が十分であれば考慮されてOKとみなされることもあります。
その他、生活保護の方であれば「保護決定通知書」や「生活扶助受給者証」などの書類を提出したり、年金受給の高齢者であれば「年金受給者証」や年金受給額がわかるもののコピー、求職中(無職)の方であれば預金残高がわかる通帳コピーを提出することで審査を通過することができます。
他にチェックされる部分としては
・犯罪歴の有無(エゴサーチで出てくるレベルのもののみ)
・反社会的勢力や違法宗教団体との関連
・年齢、国籍(17歳以下、70歳以上の高齢者、外国籍の方は要相談)
また、高収入の方でもコミュニケーションの取り方に問題があったり、常識的なマナーが通じないと判断されたりした方は入居審査に通らないなど例外が起こるケースあります。そうした属性の方は他の住人ともトラブルを起こしやすく、結果的に大家さんや管理会社の不利益となってしまうためです。
近年少しずつ問題視され始めている前述のような「カスハラ(カスタマーハラスメント)」の要因が強い人物であると判断されると仲介業者が申し込みを受けないという事態も起こり得ます。
賃貸契約は物を買うこととは違い、人と人との長期的継続的な契約であることを理解した上で申込をすることをお勧め致します。
まとめ
賃貸物件で入居審査において何を見られるのか、そして提出する書類や審査において知っておきたいポイントをまとめました。
入居審査に落ちることがないよう、求められることにはきちんと対応して必要な書類や情報は期限を守って提出しましょう。
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