神戸大学のお部屋の合格前予約について
神戸大学の合格発表前の物件探しについて

こんにちは。
CHINTAIROOM六甲本店の久保です。
いよいよ来年の受験シーズンに向けて、神戸大学を受験予定のお客様からのお問合せが段々増えてきました!
本日のテーマは、受験予定のお客様からよく質問を頂く『合格発表前のお部屋探しについて』です。
某大手不動産会社さんのホームページ等では毎年この時期になると大々的に”大学合格前予約受付中”などと出ているのですが、
この業界に携わる身としては、実はこの制度の利用はあまりお勧め出来ません。
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■ なぜ?”合格前予約”がお勧めできない理由
数年前なら神戸大学や六甲駅、六甲道駅の周辺物件でも合格前に申込が出来たり、もしくは手付金を支払う事で合格前でも物件を抑える事が出来ていました。
割合でいうと全体の30%~40%程度の物件が合格発表前に申込みをすることが可能でした。
ですが、毎日物件調べをしている我々業者側の体感としては昨年や今年の合格発表前に申込(物件抑え)が出来る物件は全体の5%もないほどまでに減少しています。
理由としては、2019年以降コロナ禍により通学ではなくオンライン受講の学生が増え、学生の移動や下宿の需要が下がり賃貸物件の空室を埋めることができない期間が続いたこの数年間を経て、この1年ほどでリバウンドともいえるほど学生の移動と賃貸物件の動きが活発になり、家主も焦って物件を安売り・安請け合いする必要がなくなったことが考えられます。
しかも、この”合格前予約”ができるわずか5%の物件は、相場より少し古い、狭い、場所が悪い、などの理由であまり人気が無いからこそ合格前の予約を渋々受けてくれる様な物件がほとんどです。
つまり”合格前予約”ができる物件は質がいいか悪いかでいうと、決して良くはない物件ということになります。
ですので「合格前予約」という文言だけに飛びつき人気があまり無い質の悪い物件を焦って抑えるよりは、合格が決まってから希望条件に合う物件をしっかり申込した方が、遥かに良い物件に巡り合える確率が高くなります。
■ 「合格前予約」のメリットは?
最大のメリットはやはり「安心」です。合格が決まってから慌てて物件を探してみたものの、気に入った物件は先に取られていたりいいと思う物件がなかった、という不安を先に取り除きたいと考える方が、この「合格前予約」に魅力を感じる傾向があります。
もちろん、ひとつの選択肢として事前に備えておくということも大切です。
希望条件や物件の質よりも「安心」を優先されたい方にはお勧めともいえます。
とはいえ、学生の数は無限ではありません。合格後でも良い物件は間に合います。
入居日を少し待つ必要が出てくるお部屋も中にはありますが、最低でも4年は住む物件ですから最初の数日にこだわるよりは「物件の質」を求めることの方がやはり重要ではないかと思います。
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まとめ
「合格前予約」という物件の探し方は・・・・
■良い物件を契約したい場合は「合格前予約」はNG。ただし早い者勝ちの為、合格発表後はすぐに動けるように準備しておきましょう。
□良質な物件よりも「安心」を優先したい方には〇。ほとんど希望条件通りに物件を選べないという覚悟は必要です。
これから受験予定の方も、現在通学していてこれから一人暮らしを考えている方(のお父様、お母様)は参考にしてみて下さい!!

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