賃貸の家賃は前払い?後払い?

賃貸物件を借りている方や、新たに賃貸物件を借りようとする方は、その物件の家賃が前払いなのか、後払いなのかご存じでしょうか。
この違いで、家の借り換えの際に違いが出てきますので、しっかり把握しておきましょう。
前家賃と後家賃
前月中に次の月の家賃を支払うことを「前家賃」、
当月分の家賃を当月になってから支払うのが「後家賃」です。
民法には賃料の支払い時期は「後払い」という定めがあります。
しかし、この定めは契約で変更することができます。
「後家賃」の場合、大家さんにとって、当月になるまで家賃が入金されないため、少々リスクがあります。
そのため、実際には契約時の特約(条件)で前払いにしていることが多いのです。

前家賃・後家賃のメリット・デメリット
前払いの場合、一般的に退去する月の家賃支払日に家賃を払う必要がなく、退去時の費用が抑えられるメリットがあります。一方、入居時には初期費用がかさむという注意点もあります。
例えば3月20日が入居日になる場合、初期費用として次の支払いが必要になります。
・3月20~31日の当月分の家賃
・4月1~30日の翌月分の家賃
・敷金、礼金、仲介手数料など
一方、後払いでは、入居時に払う家賃が当月分だけになるという違いがあります。
前家賃か後家賃かわからないときは?
もし、自身の賃貸借契約が前家賃か後家賃かわからないときは、賃貸借契約書を確認しましょう。
賃貸借契約書の支払い方法などの欄に
「当月分の家賃を前月○日までに」
と記載があれば前家賃、
「当月分の家賃を当月○日までに」
と記載があれば後家賃ということになります。
もし、契約書に記載の内容がわかりにくい場合等は、弊社にご相談ください。

前家賃と後家賃は選べるの?
前家賃と後家賃を、借主の希望に応じて選ぶことはできるのでしょうか。
残念ながら、家賃の支払いサイクルについては、物件ごとにあらかじめ決められているため、入居者の個別の事情に応じて変更することはできません。
多くの場合、大家さんや管理会社が家賃を管理しているため、支払いサイクルは統一されているのです。
まとめ
家を選ぶときは、以上のような家賃の前払いと後払いの違いについても注意が必要です。
ですが今の時代はほぼ100%に近い物件が家賃は前払いとなりますので、契約の際には翌月分家賃も初期費用の予算として組む前提でお探しすることをお勧めします。

